宅建での完全独学者経験者の私が宅建の独学がうまく行くのか。またうまくいくコツについて語ろうと思います。宅建の独学者には是非一度みていただきたい内容になっています。
目次
できる!
正直なところ、宅建は独学だけで十分に合格することは可能でしょう。
しかし私は2回も落ちました。今回はなぜ2回独学で落ちてしまったのか。
私がなぜ独学で失敗したのかその自己分析と、独学で受かるための2度落ちた私から言えるアドバイスを伝えたいと思います。
宅建は独学で合格できる理由
- 暗記が多い
- 難易度が高くない
- 蓄積された過去問やノウハウがある
1つずつ解説していきます。
宅建は暗記すれば点を取れるところが多いです。
- 税金
- 宅建業法
- 法令上の制限、その他
これらは、数字や語句を暗記すれば点を取れます。
実際、7割以上が暗記すれば点を取れる項目でテストが出来上がっています。
つまり覚えるだけで点が取れてしまうテストなのです。
覚えるだけなら、市販のテキストでも十分に覚えることができることでしょう。
合格率 令和元年 | 2年 | 3年 | 受験者数 令和3年度 | |
司法書士 | 4.39% | 5.17% | 5.14% | 11,925人 |
行政書士 | 11.48% | 10.72% | 11.18% | 47,870人 |
公認会計士 | 10.7% | 10.1% | 9.6% | 14,192人 |
社会保険労務士 | 6.6% | 6.4% | 7.9% | 34,845人 |
マンション管理士 | 8.2% | 8.6% | 9.9% | 12,520人 |
宅建士 | 17% | (10月)17.6%(12月)13.1% | (10月)17.9%(12月)15.6% | 234,714人 |
宅建は難易度が他の士業と言われる資格に比べると高くありません。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2019年 | 220,797人 | 37,481人 | 17.0% |
2020年 | 204, 250人 | 34,338人 | 16.8% |
2021年 | 209,749人 | 37,579人 | 17.9% |
その理由は、高い合格率にあります。
また受験者数も他の士業の資格に比べて圧倒的に多いです。
つまり、宅建の試験は
- 高い合格率の国家資格
- 多くの人が欲しがる資格
- 多くの人が気軽にチャレンジする資格
だということができます。
ライバルはそこまで強豪ぞろいではないでしょう。
宅建の試験は昭和33年(1958年)に第1回の試験で63年の歴史があります
宅建は長い歴史の中でたくさんの人が試験を受けてきました。
毎年、毎年試験は新しくなり過去問が蓄積されてきました。
またほとんど予備校や大手資格会社も昔から宅建の試験の対策をしてきました。その結果たくさんの宅建のテストの傾向やデータがあります。
そのため、かなり精度の高い宅建試験の対策が可能になります。
それが私の宅建試験対策は独学で十分可能だと考える理由です。
- 出る所が当てやすい
- 長い歴史があり過去問が蓄積されている
- 予備校や資格の本などはわかりやすく宅建の対策ができる
私が2回も宅建の試験を受験し落ちてしまったのは、以下の3点が理由として考えられます。
- 充分な勉強時間の確保ができなかった
- 最後の追い込みが足りていなかった
- 民法で全く点が取れなかった
1つずつ解説していきます。
私は2度の宅建の受験経験がありますが、1回目の時は勉強時間の確保ができなかったのが合格できなかった原因だと思っています。
私は大学の授業の際に宅建の勉強をしていました。順調に進んでいたものの、夏休みに入り部活動が忙しくなったため勉強を後回しにしてしまいました。
その結果、9月10月でも部活中心で勉強よりも部活を優先した結果、本番では
30点
しか取ることができず(その年の合格点37点)不合格になりました。
その時はまあ1回目だからしょうがないかと思いましたが、本当にもったいない行為だと反省しています。
多分私のように十分に合格できるほど勉強をしてない人はたくさんいるのだとも思いました。
会社に受けさせられているという人も多く存在します。
こういう人も多くいるので合格することは、難しくないということもできます。
これは1回目の受験2回目でも言えることができます。
特に2回目の独学受験の時は、全国統一模試で35点を取ってしまいました。これは全国の模試受験者の中でも良い点数で、偏差値も高かったです。
そのため天狗になってしまった私は、
宅建余裕じゃん!
と思い最後の追い込みが結構足りなかったです。このように浮かれ気味になり、宅建の本番を迎えた私は本番でも
35点
を取りました。例年だと十分合格の可能性がありましたがまさかその年の合格点は歴代最高得点の38点でした。
しっかり不合格で、来年も宅建の勉強をしないといけないと絶望してしまった記憶があります。
私は1回と2回目の独学受験では全く民法で得点ができませんでした。
市民生活における市民相互の関係、つまり財産関係と家族関係を規律する法で、宅建の中では暗記だけでは得点が難しい項目。
つまり民法以外は覚えるだけなのでほとんど間違えませんでした。一方で民法はほとんど得点することができませんでした。
民法は暗記ではなく理解学習が重要になるからです。
私は3回目での受験では、民法を徹底的に学び見事合格することができました。
独学成功のカギは、民法をどれだけ理解するかにかかっていると思います。
宅建の独学について私なりの見解をお伝えしました。いかがだったでしょうか。
- 暗記が多い
- 難易度が高くない
- 蓄積された過去問やノウハウがある
以上が十分に合格できる理由です。一方で私が上手く行かなかった原因は、
- 充分な勉強時間の確保ができなかった
- 最後の追い込みが足りていなかった
- 民法で全く点が取れなかった
このことが理由として挙げられます。
私のような結果にならないようにこの3点にを特に注意し、勉強に励んでいただきたいと思います。
少しでも参考になったり1発で受かっていただけると幸いです。
それではまた👋